あらやだ!(゚Д゚)
訪問者数が1万人越えててビックリ!(゚Д゚)
どうも仙です、自宅療養厨にてロクなネタがないんですが
それでも観覧して下さってる方々にはもう何とお礼を申し上げていいのやら…
タイトルの通り、またしてもひぐらしです(;´-`)
もはやコテコテのひぐら信者(;´-`)
困ったもんだぜ(;´-`)
入院生活の中で「ひぐらし祭」を完全制覇(シナリオチャート、CG、TIPS)したので
終えた人間のまぁ総論というかレビューですね今回は(b'ё')b
「ひぐらし祭」の最大の特徴にして売りの一つである
PS2版オリジナル完結編である
「澪尽し編」
をいつも通りダラダラくどくど語っていこうかと思いまっす。
ちなみに前回更新時、未完になっていたネタバレの部分は
皆殺し編まで補間する事により完成致しました。
よろしければソチラもドウゾ(*´ω`)
※これより↓は「ひぐらし祭」のネタバレを大量に含みます!
祭を終えた方、あるいは「PS2版とかやんねーしふっへへ」って方以外は
ご覧にならない方がいいと思います。
今回は反転ナシなので、開くには細心の注意を。
貴方にはこの物語を拒否する(ry
まず一言。
後半グデグデ
これに尽きると思います(;´-`)
これで片付いちゃういます、ホントに。
これだけだとレビュー意味ないんで
物語の進行に合わせて解説していきますと…
再び羽入のループ能力により昭和58年6月に戻った梨花ちゃま。
何やらお母さんの夢から覚めるトコから始まったんですが
早速ここでイヤな予感が…
あれ?カケラ紡ぎは?
ここでまず、原作最終話原「祭囃し編」のおさらいから。
「祭囃し編」では
残された謎をキチンと時系列順に解説されており、物語の流れとしては
前半・黒幕である鷹野の過去「小さな胸に宿る大きな決意」
↓
中盤・カケラ紡ぎ「連続怪死事件、通称オヤシロ様の祟りが出来るまで」
↓
後半・大団円を迎えるには「原作者竜騎士07氏が示す実質的『解』」
こんな流れになっておりますね。
前編「皆殺し編」において読者から相当な反感を買ったであろう
鷹野三四サンの壮絶な過去。
施設における虐待と言う名の刑罰、それに救いの手を差し伸べた高野教授。
雛見沢症候群の研究に対する異常とも言える意欲を顕にします。
「私の絶対の意志が、絶対の未来を紡ぎ出す」
「貴方に屈しない事で、意思の強さを見せよう」
ご存知羽入の宣戦布告。
「澪尽し編」があまりにも後味悪いので
最近「祭囃し編」の2週目をスタートした仙ですが
改めて見るとこの場面、文章の流れ、BGM、タイトル演出等。
すべて
完璧です。
そして中盤であるカケラ紡ぎ。
本編の舞台である昭和58年6月までの経緯、すなわち
「連続怪死事件に至るまで」を
色んな視点で時系列順に説明されていきますネ。
ひぐらしの中で最もゲームらしい部分ではなかろうか(;´-`)
ぶっちゃけ
めんどくさいですけど(;´-`)
ともあれ悪役であるハズの鷹野の心情をこと細かく語り続け
感情移入させる事により、プレイヤーに「誰が悪いとも一概に言えない」と思わせ
そこから当然続く疑問である「じゃぁどうすればハッピーエンドなの?」という疑問を
後半で回答する、と。
犯行の動機を共感させると言う意味でも
前半~中盤はとても重要な意味を持つと思います。
前置きが長くなってしまいましたが「澪尽し編」では
前半~中盤が
まるはしょりされてます(゚∀。)
羽入の宣戦布告をボイス付で拝めるのかとwktkしてた俺は
負組です。
とはいえ、ここで悲観的にならずグっと堪えて
「まとめて過去の話を晒さずに、各キャラ視点で少しずつ明らかにされるのかな」
とわずかな期待を胸に物語を進めていきました。
「祭囃し編」の時と違い、梨花ちゃまは前回の記憶を継承出来てました。
しかし羽入が行方不明です。
梨花ちゃまに言わせても「100年におけるループの中でもこんな事は始めて」
だそうで。梨花ちゃますっかりやる気消失(;´-`)
しかし最後であろうこの世界は、
詩音が悟史との約束を覚えて居て執拗なまでに沙都子の面倒を見たり、
みおんwが壮大な演技の果てに委員長の座をK1へ譲ったりと
不思議な事が続きます。
さらにそのうえ
リナが上納金をちょろまかす→殺されててっぺい☆雛見沢帰還
の危険を思わせる「ちょろまかし作戦会議」を図書館で梨花ちゃまが偶然発見。
K1に相談し「皆殺し編」の記憶に基づいて
「とりあえずリナ見殺し→てっぺい☆帰還後に相談所に陳情」
を提案するも、K1は拒否。
結果、詩音&葛西さんに相談して作戦を未遂に終わらせる事に成功します。
リナが生きてる=竜宮家の結婚詐欺の危険が続いて降りかかりますが
ここでもK1の仲間を信頼し、かつ過ちを正せる行動力により
レナを説得、こちらも無事解決します。
ここでヒネクレ者の梨花ちゃまが
「鬼隠し編とかだと仲間疑ってL5乙wなのに
なんでそこまで無条件に仲間を信頼出来るの?」と疑問をK1にぶつけますが…
ここ必見!神展開!
K1は俺の嫁。
何とK1は「罪滅し編」の記憶を継承してました。
鬼隠し編でレナとみおんwを撲殺したのを思い出し、後悔するK1。
唯一それを知る梨花ちゃまに「K1を、赦しましょう」と言われた事。
これを思い出し、仲間を決して疑わない事、
自分の罪は自分で清算しないときっといつまでも後悔すると言う事を学び
雛見沢に引っ越す前に起こした事件「通称ロリパンパン」の被害者の家に
謝罪に行っていたのです。
これを知った梨花ちゃまはK1なら信じてくれると確信。
雛見沢における秘密と黒い陰謀のすべてを打ち明けます。
ここのK1はホントカッコイイです(*´ω`)
しかし見所はほとんどここらへんで出尽くしたっぽいです(;´-`)
ここからがまぁ後半なワケですが…
「祭囃し編」の二番煎じみたいな展開が続きます(;´-`)
48時間作戦も当然決行されますが
こちらの場合は詩音が誘拐してどっか隠したって事になってます。
ここから段々gdgdになっていき…
鷹野の過去がイマイチよく説明されてないのに
祖父の意思がどうのとか言ったり、施設がどうのとか言ったり
ロr・・・赤坂がてっぺい☆ごときで出番終了。
鉄鋼弾?なにそれ美味しいの?
トミーに至ってはラストまで行方不明。
山狗リーダー小此木さんの最後は
沙都子のトラップの小麦粉を部下が発砲して粉塵爆発でオシマイ。
みおんwの謝罪と決意「悟史が見つかるまで圭ちゃんと付き合わない」
これを聞いた詩音はみおんwに対する疑心を完全に氷解。
にも関わらず入江にグギャる。
「祭囃し編」と同様、梨花ちゃまが弾丸を止める奇跡を起こすが
その後大石が呼んだ機動隊の発砲を羽入が食らってそのまま消滅。
改めてこう書いて見ると
ナニコレ?って感じデスネ(;´-`)
一番納得行かないのは羽入の消滅でしょうかね。
羽入自体は別にどっちでもいいんだけど、物語の流れ的に
「誰一人欠ける事無く昭和58年6月を越える」
事が梨花ちゃまの目標であり、それが果たされて初めてハッピーエンドだと思うので
人間じゃないから仲間じゃないのかと小一時間問い詰めたいですね(;´-`)
羽入が居ないので「祭囃し編」の最後の最後で紡がれるフレデリカの詩の続き
「私は百年分を、貴方は千年分を、ね。」
コレも当然ありません(゚∀。)
幸せを適度に妥協する事を示した悲しい詩から
まだまだ妥協しない事を示した未来への可能性に期待する詩へ。
これすげー好きだったのに。・゚・(ノД`)・゚・。
続いては前述通り、鷹野の過去をほぼまるはしょりしている事。
結局最後まで語られる事はありませんでした_| ̄|○
「祭囃し編」を終えてる立場だからこそ言えるんですが
コレ原作やってない人がプレイすると
鷹野ただのワルモノじゃん
てなりますよ絶対。
PS2へ移植するに至って、CS規制をクリアするのに
かなり苦心された事はどっかで見たんで分かってるつもりなんですが…
どんなに部分的にはしょっても鷹野の過去の描写はキチンとするべきだと思う;
あとは赤坂完全脇役扱いな事ですかね…。
批判もあったらしいですが個人的には「祭囃し編」の演出は大好きでした。
「梨花ちゃん、君を助けに来た!」や
「そりゃよかった、給料いくらだ。」などは有名ですね。
澪尽し?ありませんでしたよそんなもの(;´-`)
あの勇士はどこへ…(;´-`)
てな事で、見所は前半のみでしたヽ(゚∀。)ノ
後半はかなりgdgdで理不尽な展開が続きますが、終えてみれば
それでもやってみる価値はあったかなと思います。
前半の展開は勿論の事
原作で明かされなかった「北条夫妻の転落死の真相」が明らかにされたり
羽入の過去がちょっとだけ描写されてたりと
原作に無い部分があるのは中々面白かったですし。
結論
原作終えた人への補足
これ以上でもこれ以下でも無いかと。
これからはひぐらしに興味を持った友人が居たら
必ず原作から始める様に薦める決心をした仙きちがお送り致しました(;´-`)